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マイクロソフト、「Windows Phone 8」を正式投入--さらなる詳細を明らかに

Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年10月30日 09時54分
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 携帯端末向けの新しいOSである「Windows Phone 8」を4カ月前に発表したMicrosoftは米国時間10月29日、サンフランシスコにおいて同OSに関するさらに詳細な情報を明らかにした。

 新しく拡張された「Start」画面を特長とするWindows Phone 8には独特のデザインが採用されており、「iOS」や「Android」とは異なる第一印象を与える。NFCのサポート、複数のプロセッサコアの搭載、拡張可能メモリといったハードウェア機能は、Windows Phoneを競合製品に対抗できる水準に引き上げる。また、Microsoftが数カ月前に発表したアプリ内購入、「Skype」の統合、「Internet Explorer 10」コードの共有についても同様だ。

 以上に加えて、Microsoftは29日、以下の機能を発表した。

カスタマイズ可能なロック画面

 Microsoftは、フルスクリーンウィジェットを追加可能とすることにより、ロック画面をよりアクティブなものにする。サードパーティがユーザー向けに自社サービスを提供できるようになる予定で、現時点ではGrouponのクーポン、Facebook情報、さらにはHTCの天気アプリケーションのような気象情報が提供される予定である。

「Bing」による推奨機能

 人々はみな、友人の助けを少し借りたいと思うものだ。Bingと「Local Scout」において、Facebookの友人によるおすすめ情報を利用するのはそのためである。Bingアプリケーションにおいて、その情報は新しい「for you」画面に表示される。同画面には、人気が高かったり、Facebookの友人が「like」(いいね!)を押したイベントやレストランが表示される。

「People Hub」の「Rooms」

 Microsoftの新しい「Rooms」では、ユーザーが定義したグループの人々とコミュニケーションすることができる。「groups」に非常によく似ているが、ライブチャット機能が追加されており、カレンダーや写真アルバムを共有することができる。ユーザーが同機能をすぐに使い始められるように、「Family」ルームがプリロードされている。

暗号化

 「Windows 8」から取り入れられた共有の「NT Security」によって、新しい端末全体の暗号化機能が実現されており、セキュリティを重視するユーザーが安心して使用できるようになっている。

「Kid's Corner」

 Microsoftは、子供向けユーザーアカウントのようなものを導入した。子供用の2重ロック画面のように機能する。端末を子供に持たせる場合にこれを有効にすると、子供が誤って誰かに電話をかけたり、メールを送信したり、開いてはいけないウェブページを開いたりする心配がなくなる。子供が参照可能なアプリケーション、聴く音楽、遊ぶゲームを大人が選択する。

Windows 8との同期

 クラウドストレージと同期は、誇るべき2点だ。「Office 2013」で文書を保存すれば、Windowsタブレット、デスクトップ、または携帯電話で作成したドキュメントが自動的に他のデバイスで見られるようになる。写真や動画も、「Skydrive」のおかげで同様にクラウド同期される。

「Xbox Music」

 楽曲の主力アプリとして、Xbox Musicサービスが「Zune」にとって代わる。Xbox Musicは既にXboxで稼働している。年間サブスクリプションによって、かつての「ZunePass」のように、「SmartDJ」を通して楽曲のミックスを手に入れることができる。

「Xbox SmartGlass」

 Xbox SmartGlassアプリ(既にAndroid向けに提供されている)によって、Xboxでのゲームプレイや映画視聴の際に携帯電話を第2のスクリーンとして使い、そのゲームや映画に関するさらに詳しい情報を得ることができる。

「Data Sense」による圧縮

 Microsoftのサーバは、「Internet Explorer 10」でアクセスするウェブサイトを裏で圧縮して、より小さいデータを携帯電話に送ることができる。ページのロードが速くなり、同じデータプランでも最大で45%大容量のブラウジングができる。Verizonが最初に導入する予定で、その後Microsoftは2013年内に他のキャリアにも展開する予定だ。

Windows Phoneアプリ

 MicrosoftはZuneアプリをタブレット、デスクトップ、およびMac向けの新たなWindows Phoneアプリに置き換える。システムアップデートは無線で行われる。Windows Phone 8向けのその他のアプリとしては、「Temple Run」「Urbanspoon」「Angry Bird Star Wars」「Jetpack Joyride」「LivingSocial」「Where's My Water」「Cut the Rope」「Pandora」などがある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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