Microsoftの「Office 2013 Web Apps」スイートが完成し、正式に「SkyDrive」の一部となった。
Office Web Appsは7月からSkyDriveユーザーに提供されていた。しかし、これまではカスタマープレビューモードで、Microsoftが依然として修正を加えていた。SkyDriveグループプロダクトマネージャーであるOmar Shahine氏は米国時間10月21日に投稿したツイートで、Office 2013 Web Appsの完成版が公開されたことを認めた。
SkyDriveユーザーが「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」のファイルを作成したり、開いたりすると、ファイルが2013年版Office Web Apps内で表示される。以前のバージョンで作成されたファイルを開くと、「Office Web Appsは、ユーザーが編集できるようにファイルを変換しています。元のファイルを確認したいときは、バージョン履歴をクリックしてください」という内容のメッセージが表示される。
その後、ユーザーはOffice Web Appsの関連付けされたアプリケーションを使って、文書を編集できる。Microsoftが22日のブログで説明しているように、それぞれのアプリケーションには、旧バージョンからの機能強化がいくつか施されている。
「Word 2013 Web App」は、高品質化されたグラフィックスと画像、さらに改良されたレイアウトを提供する。コメントの追加や閲覧も可能になった。さらに、ページレイアウトおよび画像、文字カウントに関連する新しい機能も提供する。
「Excel 2013 Web App」では、セルの結合や列幅の自動調整、数字の「AutoSum(自動合計計算)」などが可能になった。ほかにも、便利なフィルハンドルやアシスタント、3Dグラフなどの機能が含まれる。
新しい「PowerPoint Web App」はPC、タブレット、携帯電話上での音声および動画再生をサポートする。動画の挿入、アニメーションの追加、プレゼンテーションへのテーマの追加も可能だ。また、複数のユーザーが自分のコメントを追加したり、共同作成者として名前を表示させたりすることもできる。
最後に、「OneNote 2013 Web App」では、ページ全体や単一の項目内を対象に検索を実行することができる。ページ上の任意の場所をクリックして、メモや画像、タグを追加できる。作成したメモは、PC、携帯電話、タブレットユーザーが閲覧可能なURLをとおして、ウェブ上に表示させることができる。
Office 2013 Web AppsスイートはOutlook.comからもアクセスできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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