YouTubeは、動画共有プラットフォームのフロントエンドとバックエンドで分析サポートの強化を続けている。新ツール「Campaigns」の導入もその1つだ。
このツールは、「デジタル温度計」と表現されているが、進捗状況を正確に示すリアルタイムの追跡機能を使って、希望する再生回数の目標を設定するのに基本的には利用できる。
Campaignsは、単独の動画でも複数の動画でも対象として設定できる。追跡用のバーが、動画一覧ページのサイドバーに、あるいは動画自体に重ねて表示され、視聴者にキャンペーンの進捗状況を知らせる。
YouTubeのソフトウェアエンジニアであるDavid D氏は米国時間10月19日、YouTubeの公式ブログで、この機能は特に非営利団体を対象にしたものだと述べている。
非営利団体がCampaignsを利用すれば、動画に関して再生回数や登録者数の増加といった目標を設定できるほか、支援者もその目標達成に協力しやすくなるという発想だ。
YouTube非営利プログラムの参加団体は1万8000を超えており、われわれは、非営利団体が動画の再生を通じて意識の向上や嘆願書への署名、法改正、資金調達、人命救助を実現する方法を常に模索している
世界最大の動画共有サイトであるYouTubeでは、Campaignsを導入する少し前にも、動画制作者や開発者向けの新たなツールが公開された。
YouTubeは先ごろ、「Time Watched」という新しい指標を発表した。これは、特定の期間での推定再生時間を確認できる指標だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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