Facebookは米国時間10月18日、Android開発者にアプリ開発キットのアップデートを公開した。iOS開発者が既に利用しているのと同様のビルド済みのアプリ機能およびモバイル広告ツールへのアクセスが可能になる。
このアップデートはAndroidツールキットとしては過去最大。FacebookがiOS開発者向けに同様のアップデートを提供してから数週間遅れての公開となった。同アップデートにより、開発者は、OSへの付け足しではなく組み込まれたもののように機能するアプリを作成できるようになる。
これらの機能には、「Friend Picker」「Places Picker」「Profile Picture」に加え、ログインコントロールがある。開発者は、これらのエレメントを自身のアプリに加えることでアプリ開発を迅速化できる。この新しいキットでは、新しいアプリのインストールを勧めるモバイル広告である「Mobile App Install Ads」のクリックやインストールを測定することも可能だ。
Facebookによると、ビルド済みのインターフェース機能は、インストール数の増加やアプリの定常的な利用を意味するという。Facebookは、開発に関して地ならし的な作業を多くこなしており、開発者は自身のアプリの他の部分の開発と改良に時間を割くことができる。その結果として、ユーザーは、より良いアプリ体験を享受することになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス