ネオマーケティングは10月18日、Facebookページをテーマにした調査の結果を発表した。「いいね!」をしてファンになっているFacebookページの平均数は23.5。この平均数に対して同社では、想定よりも大幅に低かったとしている。そして、ファンになっているFacebookページ数を規模別の統計でみると、1~9と答えたユーザーが最も多く、37.5%であった。
ファンになっているFacebookページ数を年齢別で見ると、20代が33.9と最も多く、以降40代が26.7、50代が23.5と続く中、30代は14.7と、他の年代に比べて少ない結果であった。
ネオマーケティングは、企業やブランドがすべての年代をターゲットとするならば、表示獲得競争率が低いため、30代のユーザーを中心にファン獲得を図ると、ウォール投稿のエンゲージメント率を高める可能性があると分析している。さらに、以下の通りコメントしている。
「Facebookページのウォール投稿がファンのニュースフィードにどれだけ表示されるかは“エッジランク”という仕組みで決まるとされているが、そもそも一人ひとりのユーザーの友達数や“いいね!”しているFacebookページ数が多ければ、ニュースフィードへの表示競争率が高くなってしまう。“いいね!”しているページの平均が23.5という結果は、今後もFacebookページ運用でエンゲージメントを獲得していきたい企業によって朗報と言えるだろう」
調査は8月6~7日にGaiaXソーシャルメディアラボと協力して、全国のFacebookに登録している20~59歳の男女を対象にウェブアンケートで行い、400サンプルを得ている。
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