三三は10月23日、クラウド名刺管理サービス「Eight」のAndroid版アプリをGooglePlayで公開した。先行してPC版とiOS版が公開されており、Android版の公開が待たれていた。料金は無料だ。
Eightは「つなげて育つ名刺帳」をコンセプトとした名刺管理サービスだ。専用のアプリから名刺を撮影し、クラウド上にアップロードすると、氏名や会社名、電話番号、メールアドレスなどの情報がデータ化される。
名刺のデータ化は、機械での読み取りに加えてオペレーターの手作業で行われるため、ほぼ100%の精度を誇るという。
Eightは、名刺管理に加えてFacebookと連携させることで、ユーザー自身で作業をしなくても、知り合いの名刺が追加されたり、古くなった情報が更新されたりする”育つ”名刺帳を目指す。名刺データには、PC、iPhoneアプリ、Androidアプリのいずれでもアクセス可能だ。ただし、データだけを抽出したりGmailの「連絡先」などと連携したりすることはできない。
Android版の提供開始にあたり、今後はAndroidならではのNFC(近距離通信規格)を利用した名刺交換機能などの実装も予定しているという。ユーザー自身が名刺を撮影することなく、ユーザーはスマートフォンをかざすだけで相手とつながり(リンクし)、プロフィール用の名刺を交換することが可能になるとしている。
なお、EightのAndroid版リリースを記念して、Eight専用に設計された名刺の撮影台「Passhern」の新モデルを抽選で2000名にプレゼントする。今回のPasshernはiPhone以外のスマホにも対応し、高さ、角度などが自由に調整できるよう設計されているという。
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