「iOS 6」の懸案事項の1つについて、Appleはこれでひと息つくことができる。いや、「Maps」アプリのことではない。スイスの鉄道が保有する時計デザインの使用の件だ。
スイス連邦鉄道(SBB)は現地時間10月12日、自社が保有する時計のデザインを「iPad」や「iPhone」などのデバイスで利用することを許可するライセンス契約についてAppleと合意したと発表した。
SBBの広報担当者は米CNETに対し、ライセンス料の総額など合意の詳細については公表しないと述べた。
米CNETではAppleに連絡を取っているが、コメントや新しい情報は得られていない。
Appleは9月、SBBの象徴となっている時計のデザインをiOS 6で盗用したと非難された。SBBの時計は1944年に、当時SBBの従業員だったHans Hilfiker氏がデザインしたものだ。現在、SBBの鉄道システム全体で使われているほか、スイスの時計メーカーMondaineにもライセンス供与されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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