ミクシィは10月9日、SNS「mixi」について“ユーザーファースト”をキーワードにした取り組みを行うと発表した。
同社はこのキーワードをmixiの運営に携わる全てのメンバーに周知するとともに、8月から運営体制を変更。「日記」「つぶやき(mixiボイス)」といったmixiのサービスごとに少人数の“ユニット”制を敷き、各ユニットが企画、開発、運用における意思決定を持つことで迅速な運営を目指していくという。
10月以降の取り組みとしてユーザーアンケートやユーザーインタビューを強化する。ユーザーからの要望を聞く機会や場所を作るために8月からプロジェクトを始動。ユーザーにアンケートや直接インタビューへの協力を仰ぐことがあるという。その一環として、11月第2週に各サービスの責任者とユーザーによる交流イベント「ユーザーファーストウィーク」を開催する。
また、「機能要望」に寄せられた意見を各ユニットで精査し、必要があると判断したものから迅速に対応するよう仕組みを確立していく。今後はスマートフォンアプリからの利用についても、早急に対応を進めるとしている。
2013年1月までに「訪問者(足あと)」サービスでユーザーから要望の多かった「リアルタイム表示」機能を試験的に提供する予定。ユーザーの意見や要望をもとに、旧来の足あと機能の一部や新機能を段階的に提供する予定だ。
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