Amazon.comは10月4日、日本向けにAndroidアプリの配信用ポータルサイトを公開した。世界の開発者に向けて、2012年内に日本で配信する予定のAndroidアプリの登録受け付けも開始した。
今回のポータルサイト公開は6月に発表したアプリ配信のグローバル展開の一環になる。これまでに英、独、仏、伊、スペインでも展開されており、開発者は事業を拡大させていると説明している。開発者からはAmazonのアプリ配信サービスを通じて収益を上げられていると報告されているという。
アプリ内課金APIの提供で、仮想アイテムや定期購読コンテンツを含むアプリ内販売をサポート。ユーザーがゲームを楽しめるよう達成項目の確認、ほかのユーザーとスコアやランキングなどを比較できるリーダーボード、ゲームプレイを複数の端末で同期できる機能を追加するAPI「GameCircle」も提供している。
Amazon.comのAndroid向けアプリストア「Amazon Appstore」は米国で2011年3月から始まっている。ユーザーはAmazonのショッピング機能を利用できる。同ストアでは、アプリを事前に審査しており、ユーザーからの問い合わせに応じるサービスも提供している。Amazon AppstoreはAndroidタブレット「Kindle Fire」やPC、Androidスマートフォンから直接アクセスできる。
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