Amazon.comは2011年、Amazon独自のエコシステムに基づく199ドルの7インチ型「Android」搭載タブレット「Kindle Fire」をリリースし、タブレット端末の低価格化に貢献した。(「NOOK Tablet」や、うわさされる新しい「iPad mini」はもちろん)199ドルの「Google Nexus 7」や「Kobo Arc」などの端末によって価格戦争が加速するなか、新しいKindle Fireでは現行版をさらに高速化して若干の改良を加え、一見すると太刀打ちできそうにない159ドルという新たな価格設定で競合陣営を突き放しにかかっている。
価格を引き下げた新しいKindle Fire(7インチまたは8.9インチの「Kindle Fire HD」と混同しないでほしい)は、プロセッサが強化され、RAM容量は初代Kindle Fireの2倍の1Gバイトになり、バッテリ持続時間も改善された。カメラの搭載やBluetoothへの対応はなく、デザインが新しくなったわけでもない。実際これは仕様上のわずかな改良にすぎず、すでに優れた製品をさらに価格競争力のあるものにする機会をとらえた格好だ。ストレージ容量は現行のKindle Fireと同じ8Gバイト。
Kindle Fireは米国時間9月14日に出荷開始される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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