ウェブレッジは、同社が提供するウェブサイトの品質検証サービス「ポストコ」のFacebook連携を強化する。第1弾として10月1日よりFacebookアカウントでのログインに対応した。
ポストコは、約7万人のモニターがクライアントのウェブサイトを検証し、不具合や改善案などをレポートするサービス。5月にはスマートフォン向けアプリも提供している。
モニターはクライアントが提案する案件について検証結果を投稿すると、ポイントを獲得できる。ポイントは一律に提供するのではなく、内容に応じて10~100ポイント(1ポイント1円換算)の幅で提供しているが、これによってレビューの品質を高めているのだという。「レポート内容を1つずつ確認してポイントを付与している。コストはかかるが、これは投資だと考えている。クライアントも内容のあるレポートを求めている。一般人の声も、専門的な人の声も聞こえてくるのが魅力」(ウェブレッジ新規事業企画グループリーダーの熊倉康裕氏)。
獲得したポイントは各種ポイントサービスを通じて現金や電子マネーなどに交換できる。モニターは男女比が6対4程度。学生や主婦、事務職が中心だという。
料金は「オンライン検証・リサーチプラン」で9万4500円。レポート100件の提供やモニターへの案件の告知のほか、案件の作成やポイントの付与といった運用についても代行する。
ウェブレッジは2009年2月の設立。PCおよびモバイル向けサイトやアプリについて、システムやサービスの品質検証を手掛けている。ポストコでは今後Facebook連携を強化するほか、モニター向けにポイントサービスの拡充を図る予定。
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