新しい使い方のできそうなVAIO Duo 11だが、気になったのは重さで約1.305kgもある。11.6型のノートPCとしては重くもなく軽くもなくという重量で、しかも、同じソニーのウルトラブックであるVAIO Tの11.6型よりはわずかに軽い。一方、タブレットとして考えると約1.305kgは重い。目安としてはiPadを2台を持っているような重量だ。
また、サイズはウルトラブックゆえに17.85mmの薄さを維持しているが、通常のタブレットより大きな11.6型液晶を搭載、Surf Slider方式を実現するための機構も含めると、通常の11.6型液晶のノートPCよりもフットプリントは大きめとなる。
ただ、その分形状についてもこだわりが感じられ、外周のラインをV字型に削ぎ落とされボディは精悍な印象を与えているほか、絶対的なサイズの大きさをあまり目立たなくしている。
従来、Windowsタブレットといえば小型軽量にするためCPUの性能が犠牲になりがちだったが、ウルトラブックをベースにタブレットを作るとここまでの処理能力を持ち、全くストレスなくWindowsが使えるタブレットができることを実感させられた。
反面、1.3kgのタブレットはどう考えても重い。従来からタブレットを使ってきたユーザーにとって、この重さは承服しがたいものがあるだろう。
VAIO Duo 11の選び方としては、ウルトラブックがメインの用途として検討し、時々タブレットとしても使えると考えたほうがよさそうだ。たまにキーボードも使えるタブレットが欲しいというのならVAIO Duo 11は合わない可能性がある。価格、重量という点から、VAIO Duo 11はノートPCとして認識しておいたほうがよいだろう。
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