Appleが、将来の「iPhone」や「iPad」シリーズでカメラ機能が画期的に改善される可能性を示唆するいくつかの特許を出願した。
米国時間9月27日に出願され、Patently Appleが最初に発見した7件の特許出願書類には、タッチ操作の手法と画像での赤目防止技術が記載されている。
特許出願番号20120242852には、さまざまな画像フィルタ用のパラメータを入力するユーザーの操作をマッピングする方法と、「ロケーションベースの歪み」を画像処理に適用する方法が概説されている。
添付されたイラストは、ユーザーがタッチ操作を通じてどのようにカメラを操作するかを示すだけでなく、ユーザーのタップに基づく光トンネルフィルタやAppleが「縮小フィルタ」呼んでいるフィルタを示している。
別の出願番号20120242849では、画像キャプチャ補助の手法が記載されている。この手法では、写真の構図が良いかを判断するため、カメラが画像を固定表示する。2番目の画像が元の画像と本質的に違うものであれば、元の画像が2番目の画像に置き換わる。
またAppleは、デバイスでの赤目を防ぐための工夫も考えている。赤目とは、カメラのフラッシュによって瞳が真っ赤に光って写る現象だ。特許出願20120243783、20120243780、20120242861、20120242681、20120242675には、複数の認識チャネルを使用して赤目を取り除くさまざまな手法が記載されている。赤目となった写真がこの手法によって検出されると、赤目現象のタイプに応じて「写真的に妥当な結果」で置き換えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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