キリンも喜ぶグッドニュース!世界一細長いとされる家の建設が始まった。
この家はポーランドのワルシャワの一角に建つ2棟のビルの間の路地に建設されている。幅は最も広い部分で47インチ(約119cm)、最も狭い部分では27インチ(約69cm)だ。
建築家団体Centralaに所属するポーランドの建築家Jakub Szczesny氏が、イスラエルの作家Etgar Keret氏のために、この超スリムな住居を考案した。Keret氏は1年のうちしばらくの間、ここに住んで執筆する予定だ。
Keret氏がいない間は、世界中の芸術家や知識人が1回につき数日から数週間にわたって滞在できるようにする。
外観はスチール製で、2棟のビルに挟まれたカプセルのように見える。内部にはあらゆる設備が揃っているというから驚きだ。ただし、当然ながら60インチのフラットパネルテレビはない。
Architizerによると、電力は近隣のビルから供給され、給排水は独自のボート型設備で行うという。リモコン式の階段はフラットにもなり、住人がヨガのレッスンに出掛けたい時には作動させることができる。
Szczesny氏は、このEtgar Keret邸に住むには「宇宙船で暮らせるほどの適応能力」が必要だと語る。しかし、それだからこそ芸術家や思想家向けに建設されているのであり、この家は「周囲に阻まれているという非凡な感覚によって住人を刺激するよう意図されている」とITN Newsは解説している。
Etgar Keret邸は10月中旬に竣工の予定だ。ただし、パーティに使うのは得策ではないだろう。ゲストが極めておおらかな性格で息をひそめることができるなら話は別だが。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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