Appleは、「Maps」アプリの混乱が笑われていることを感謝したいのかもしれない。
このMapsアプリは、Appleが「Google Maps」と決別するために同社自身で開始した「iOS 6」の新機能だ(TomTomのGPSウィザードの支援を受けている)。これこそが、Twitter(やCNET)で一日中話題を呼んでいた機能だ。いくつか例を挙げると、マップの詳細が省略され、パノラマビューでは空港の滑走路がうねったり橋が谷に落ち込んだりしている。また、映画「インセプション」のように都市の景観が傾き引き延ばされた状態になり、ナビゲーションの指示が誤った道路を示すなどの例もある。
もちろんAppleはインターネットでの大反響に対し、かつてのWinston Churchill氏のように、強気の構えを維持している。Appleの広報担当者Trudy Muller氏はAll Things Dに次のように述べた。
全世界の顧客は、最初の地図サービスとなるApple Mapsをはじめ、200以上の新機能があるiOS 6にアップグレードしている。「Flyover」や進路変更ナビゲーション、Siriとの連携など画期的な新機能を持つこのサービスを提供することができ、われわれは興奮している。この新しい地図サービスは、重要な取り組みと認識して立ち上げたもので、まだ始まったばかりだ。Mapsはクラウドベースのソリューションであり、多くの人々が使うほど、改良されていく。われわれは顧客のフィードバックすべてに感謝し、顧客体験をさらに良くするため取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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