ソニーは9月20日、デジタルオーディオプレーヤー「Walkman」に、Bluetooth搭載でワイヤレスリスニングを実現する「Walkman NW-S770」シリーズを発表した。10月20日に発売する。8Gバイトの「NW-S774」(店頭想定価格:1万4000円前後)と16Gバイトの「NW-S775」(同:1万7000円前後)をラインアップする。
本体にはデジタルノイズキャンセリング、「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」、左右の音漏れをカットしクリアなステレオ感が得られる「クリアステレオ」などの高音質技術を内蔵。加えて新モデルからヘッドホンやスピーカなどの音響特性を最適化する「クリアフェーズ」を搭載することで、さらなる高音質化を実現したとしている。
サイズは幅43.3mm×高さ97.2mm×奥行き7.4mmで、重量約51g。最薄部は約7mmで、現行の「NW-S760」シリーズに比べ約0.9mmスリム化されている。
Bluetoothヘッドホンを同梱した「NW-S774BT」(8Gバイト/店頭想定価格:2万円前後)と、スピーカを刷新した「NW-S774K」(8Gバイト/同:1万7000円前後)、「NW-S775K」(16Gバイト/同:2万円前後)も同時に発売される。
スピーカはラウンドタイプから横型のものにデザインを大きく変更した。これは低域再生を強化して欲しいというユーザーの声にもとづいて改善されたもの。低域再生を現行スピーカの600Hzから約200Hzまで引き下げたほか、スピーカ容量を適正化し、音圧、音質、サイズとバランスの良い音を再現する。
ボディカラーはブルー、ライトピンク、イエロー、ホワイト、ゴールド、ビビッドピンク、バイオレット、ブラックの8色(NW-S770BTは5色)。リチウムイオン充電池を内蔵し、約3時間の充電で、約36時間の長時間使用が可能だ。
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