ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は9月19日、PS3の新型やPS Vitaのカラーバリエーション、PSPの価格改定をはじめとした、プレイステーションビジネスに関する各種発表を行った。
まずPS3は現行の機能をそのままに、小型軽量化した新型機を発売。この新型機は、2006年に発売した初代モデルから約50%の小型軽量化、現行機からも25%の小型化と20%の軽量化を図っているほか、ハードディスクドライブの容量も増量している。本体カラーはチャコール・ブラックとクラシック・ホワイトの2種類。
日本においては、チャコール・ブラックの本体を10月4日に発売する。価格は500Gバイトモデルが2万9980円、250Gバイトモデルが2万4980円。またクラシック・ホワイトは11月22日に発売し、ハードディスク容量は250Gバイトモデルのみで、価格が2万4980円。
また、新型PS3本体と15周年を迎えるみんなのGOLFシリーズの最新作「みんなのGOLF6」を同梱した「PlayStation 3 スターターパック」を11月22日に発売する。チャコール・ブラックとクラシック・ホワイトともに250Gバイトモデルで、価格は2万5980円。
また、PSPについては、シリーズ全4色(ピアノ・ブラック、バイブラント・ブルー、ラディアント・レッド、ブロッサム・ピンク)の価格を、現行の1万6800円円を9月20日より1万3800円に改定する。またポーチやクロスなどが同梱しているPSPバリューパック(ピアノ・ブラック、バイブラント・ブルー)についても、同日より1万7800円を1万4800円に改定する。
携帯型端末向けに展開するPlayStation Mobile専用コンテンツは10月3日より配信開始予定。さらに、PlayStation Certifiedライセンスプログラムにシャープと富士通が加わることもあわせて発表した。ほかにも開発者向けのPlayStation Mobile SDK正式版の提供を含む開発サポートプログラム「PlayStation Mobile Developer Program」の提供を、11月より開始するとしている。
SCEの代表取締役社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏は、オンラインサービス「PlayStation Network」について、「全世界における累計ダウンロードコンテンツ数は24億以上にのぼり、累計売り上げ金額は2012年6月末時点で2010億円以上に達している」とした。そして、今後のさらなる価値の創出、その戦略を押し進めるためにクラウドゲームの技術を開発・提供する米国の「GAIKAI」を買収したことに触れ、同企業の技術や人材を活用しながら、「新しいクラウドサービスの立ち上げや、ゲームの遊び方そのものを変えるような、今までにない楽しみ方を提案していく」と語った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス