アップルは9月13日、米国で行ったイベントにおいて、「iPhone 5」ほか「iPod touch」と「iPod nano」を発表した。iPod touchとiPod nanoは日本国内でも9月14日からオンラインで予約注文を開始し、10月に提供する予定としている。
iPod touchは、2010年に発売された第4世代から2年ぶりとなる新モデルだ。厚さは6.1mmで重さは88g。これまでで最も薄く、最も軽量のiPod touchとなる。
4インチ(対角)マルチタッチRetinaディスプレイ(1136×640ピクセル)を搭載し、5メガピクセルiSightカメラ、1080p HDビデオ撮影、Siri、Airplayミラーリングなどをサポートする。ボディには、MacBookシリーズと同じ1枚のアルミ板からの削り出しで、酸化皮膜処理したアルミニウムを使用している。カラーバリエーションは5色+Apple Store限定カラーの(PRODUCT)REDで、いずれも表面に色を塗らず、素材そのものに色を付けたことにより、質感を生かした美しいカラーに仕上げたという。
さらに、独自形状の「ループ」と呼ばれるストラップを付けることができ、各980円で同色の「iPod touch loop」が用意される。iPhone 5と同様にケーブルも8ピンの「Lightning」に変更され、従来のコネクタを使用するためのアダプタも2800円で提供される。
価格は、32Gバイトモデルが2万4800円、64Gバイトモデルが3万3800円だ。第4世代も併売され、16Gバイトモデルが1万6800円、32Gバイトモデルが2万900円となっている。
iPod nanoは、2.5インチ(対角)のマルチタッチディスプレイ(240×432ピクセル)を搭載。一世代前のiPod nanoに比べて約2倍の画面サイズとなる。厚さは5.4mm、重さは31gだ。FMラジオに対応するほか、Bluetooth 4.0を内蔵し、Bluetooth対応のヘッドホンなどを使用すればワイヤレスで音楽を楽しめる。iPhone 5やiPod touchと同様にコネクタは8ピンの「Lightning」に変更された。
カラーバリエーションは7色+Apple Store限定カラーの(PRODUCT)REDで、iPod touchと同様に酸化皮膜処理したなめらかなアルミニウムを使用している。容量は16Gバイトのみで、価格は1万2800円。
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