一部報道によると、Spotifyは高い人気を誇る同社音楽サービスのブラウザベースのバージョンを公開する準備を進めているという。
TechCrunchは匿名の情報筋を引用して、ブラウザベースのバージョンがプレーヤーのダウンロードを必要とする現行のデスクトップバージョンを置き換えるものなのかどうかは不明だ、と報じている。Spotifyは現在、ダウンロード可能なデスクトップソフトウェア、またはモバイルアプリを通して利用できる。
Spotifyのブラウザベースのバージョンが公開されれば、ダウンロードしたプレーヤーがインストールされたPCだけでなく、あらゆるPCのユーザーが利用できるようになる。
TechCrunchの情報筋によると、Spotifyはユーザーが新しい音楽を発見する方法の改善にも取り組んでいるという。Spotifyのリスナーは現状でも友達以外のユーザーのプレイリストを購読することができるが、TechCrunchによると、同サービスはフォローすべきさまざまなリストの提案を開始する可能性が高く、さらに「プレイリストを共有する大物の著名人やミュージシャン、DJの募集を試みる可能性もある」という。
Spotifyはモバイルでの利用を促進するために価格体系を改定する可能性もあり、広告のないモバイルサービスのプラン料金を月額8ドルに改める公算が大きい、とTechCrunchは報じている。現在、同サービスの広告付きデスクトップバージョンは無料で提供されている。広告のないデスクトップバージョンは月額5ドル、広告のないデスクトップバージョンおよびモバイルアプリで利用できるオフライン再生機能を含むサービスは月額10ドルだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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