30/30は、タスクごとに時間を設定できるタイマーアプリだ。大きくて見やすいタイマー画面と、タスクの作成が簡単にできる操作性が魅力だ。1つのタスクの予定完了時間が来ると、次のタスクのタイマーを開始するかどうかを尋ねてくれる。いちいちアプリを自分で起動して、次のタスクを確認する必要がないので、集中してその時点で向き合うべきタスクに取り組むことができる。
初めて起動すると、操作説明も兼ねたタスクがあらかじめ登録されている。シンプルな英語なので、一通り読みながら操作してみることをお勧めする。タイマーをタップすると、カウントダウンが開始される。再度タイマーをタップすると一時停止、タイマーを長押しすると停止する。新しいタスクを作成するには、画面上でピンチアウトする。指の位置に新しいタスクが作成されるので、タスク名を入力し時間をスライダーを左右にスライドさせて決定する。色とアイコンも変更可能だ。作成したタスクを長押しすると移動できる(ただし、現在進行中のタスクは移動できない)。
画面左上の設定アイコンをタップすると、画面の明るさ、バイブレーション、サウンドの有無などの設定ができる。設定できる項目はそう多くない上、アイコンで何ができるのかは一目瞭然だ。「Auto-Pause」をオフにすると、タスクごとにタイマーが停止するのではなく、タスクの割り当て時間がすぎると、自動的に次のタスクのカウントダウンが始まるようになる。タスクごとの切れ目を意識して作業したい場合は、「Auto-Pause」はオンにしておこう。
たとえば、1日の始めにその日の分のタスクを休憩も含めて設定しておく。すると、最初のタスクの終了時間になると、次のタスクを表示してくれるので、次に何をやらなければいけないかを気にしなくても済む。タスクを実行している間はそのタスクのみに集中することができるのだ。予定が前後したり、割り込みの仕事があったりしても、タスクの追加や変更が簡単にできるため、問題はない。
ただし、タスクのログは残らないので、各タスクにどの程度時間がかかったのかをを記録したい人には向かない。取り組むべきタスクはそう多くはないが、すぐに気が散ってしまう人や、一定の時間だけ集中してタスクに取り組みたいという人には最適だろう。
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