Facebookの株価回復を願う人々にとっては残念な話だが、Facebookに出資するPeter Thiel氏が同社の信者ではないからと言って責めるわけにはいかない。
2004年に50万ドルを出資してFacebook初の社外投資家となったThiel氏は米国時間8月20日、米証券取引委員会(SEC)への提出書類で、16日から17日にかけて計2000万株を売却したことを明らかにした。売却価格は1株19.69~20.70ドルだったという。合計金額は4億ドルにのぼり、FacebookのIPO株価である38ドルのほぼ半値で売却したとしてもかなり大きなリターンだ。Thiel氏は5月のIPOの際、既に6億4000万ドル相当を売却している。
提出書類によると、Facebookの取締役でもあるThiel氏は、まだ約560万株を保有している。今回売却された株式のほとんどは、Thiel氏のベンチャーファンドであるFounders Fund名義だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」