ソニー、4Kテレビ「XBR-84X900」を発表--画面サイズは84インチ

Ty Pendlebury (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年08月30日 11時02分

 ソニーが2012年で同社最大となるテレビ関連の革新を2つ発表した。いずれも新製品「XBR-84X900」の内側に組み込まれている。XBR-84X900は、同社史上で最大のスクリーンを搭載し、最も早く4K解像度を採用したテレビの1つである。

 XBR-84X900は同社初の4Kスクリーンを採用する。サイズは84インチのみ。エッジライトLEDをベースとする液晶テレビで、パッシブ方式の3D表示を採用(これも同社初)しているほか、10ユニットのステレオスピーカーシステムを搭載する。

 4Kとは何なのか。4Kは映画館で広範に使われてきたフォーマットだが、最近はコンシューマーフレンドリーな3840×2160ピクセル解像度でリビングルームにも進出しようとしている。4Kのピクセル数は、標準的な1080pテレビの4倍だ。ソニーを含む多くのメーカーが4Kのホームシアタープロジェクタを作っているが、これまでに発表された4Kテレビといえば、ほかにLGの「84LM9600」があるだけだ。84LM9600も84インチで、今回のXBRに非常によく似ている。

 XBR-84X900の米国製品発表に登場したソニーの関係者たちは、パネルがLGから提供されたものなのかどうかについてコメントを控えた。

 この巨大な84インチの液晶テレビは出荷時、実際に広く一般の人々に販売される2番目に大きいフラットパネルサイズになる見通しだ。最も大きいのはシャープの90インチの「LC-90LE745U」だが、解像度は「たったの」1080pである。

 XBR-84X900は、ソニー初のパッシブ3D表示対応テレビだ。同社は、「高解像度処理によって、フルHD解像度を上回る3D視聴体験を実現している」と主張する。Consumer Electronics Show(CES)で発表されたLGの84インチ4Kテレビに関する記事の中でわれわれが言及したように、さらなる高解像度化がもたらす多くの利点の1つは、よりくっきりとした3D画像かもしれない。


XBR-84X900
提供:ソニー

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]