ソニーモバイルコミュニケーションズは8月29日、世界市場向けにスマートフォンXperiaシリーズとして「Xperia T」「Xperia V」「Xperia J」の3モデルを発表した。また、新タブレットとして「Xperia Tablet S」が発表されている。これらはベルリンで開催中のエレクトロニクスショー「IFA」で発表されたもので、日本国内での展開は未定。
Xperia Tは、約4.6インチの高精細HD液晶を搭載。約1300万画素のカメラで高速撮影ができるグローバルフラッグシップモデルだ。NFC(Near Field Communication)を搭載しており、NFC搭載のソニー機器にかざせば、BluetoothやWi-Fiの接続設定をすることなくワイヤレス接続し、簡単に音楽や写真などを楽しめる「ワンタッチ機能」に対応する。
なお、同時にたまご型のNFC対応スピーカ「SRS-BTV5」が発表されている。スピーカにタッチすると接続でき、Xperia内の音楽などをワイヤレスで再生できるという。さらに、1080pのフルHD動画撮影にも対応し、フロントカメラでも720pの高画質撮影が可能だ。
Xperia Vは、Xperia Tと同レベルの機能に加えてLTEに対応。さらにIPX5/IPX7相当の防水性能と、IPX5X相当の防塵性能も備える。
Xperia Jは、スリムなデザインと約4.0インチの液晶サイズを両立させたスタイリッシュなモデルだ。
いずれの機種も、Android version 4.0.4(Ice Cream Sandwich)だが、Android 4.1(Jelly Bean)にアップグレードできる見込み。デザインは、Xperia arcで人気を博した同様の「アーク形状」を採用する。また、ソニーの技術を結集し、さまざまなサービスとも連携するソニーのメディアアプリケーション(WALKMAN、アルバム、ムービー)を搭載。動画・音楽・写真などを高音質、高画質で楽しめるとしている。
クラウド型の音楽配信サービス「Music Unlimited」にも対応。9月から年末まで、60日間のトライアルが付属するという。
Xperia Tablet Sは、9.4インチのHDディスプレイを搭載。クアッドコアの「NVIDIA Tegra 3」を採用し、AndroidのOSは4.0.3。スリムなアルミニウムボディに、防滴設計を施したとしている。
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