「iPhone 5」には、おなじみのホームボタンやフロントカメラのほかに、現時点で正体不明のコンポーネントがあり、これは近距離無線通信(NFC)チップかもしれないとAppleInsiderが報じている。
AppleInsiderは、台湾のブログApple.pro(記事の英訳)がiPhone 5の前面部のものとして掲載した写真の中に、これまで流出した写真にはなかったあるパーツを発見した。パーツのサイズからして、これはNFCチップではないかとの憶測を呼んでいる。
フロントカメラの隣にあるその四角いパーツのサイズは、NXP Semiconductors製のチップなど、既存のNFCチップと同じだとAppleInsiderは指摘している。もちろん、写真自体は何の証明にもならず、当のAppleInsiderも「この謎のパーツの正体や用途は確認できていない」と述べている。
Appleが次世代「iPhone」にNFCを搭載するかもしれないといううわさは以前から流れている。これが実現すれば、次世代iPhoneを「電子財布」として利用し、出先で商品やサービスを購入できるようになる。
GoogleはすでにNFCの時流に乗っており、一部のモバイルデバイスにNFC技術を搭載している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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