サイバーエージェントがオークションに参入--スマホで出品、落札できる「パシャオク」

岩本有平 (編集部)2012年08月27日 16時00分

 サイバーエージェントは8月27日、スマートフォン向けのオークションサービス「パシャオク」の提供を開始した。iOSおよびAndroid向けにアプリを提供する。ユーザー登録をしなくとも閲覧は可能だが、入札や出品にはAmebaもしくはFacebook、TwitterのIDが必要となる。

 パシャオクは、スマートフォンのカメラで出品したいものを撮影し、出品金額などを入力することで、手軽に利用できるオークションサービス。出品されたアイテムは、アプリ内のフィードに次々に表示される。また、サービス初回利用時や、検索画面にて、さまざまな商品の「タグ」を登録することで、そのタグに関連する商品がフィードに流れる。出品者をフォローすることも可能。フォローした出品者が新たなアイテムを出品した際には、フィードで確認することができる。

 落札者と出品者のコミュニケーションは、アプリ上でチャット感覚で行える。サービスの手数料は落札者は無料、出品者のみ落札金額の10%がかかる。また、ソフトバンク・フレームワークスが提供する第三者代行サービスにより、利用者間での個人情報の交換をすることなく商品を発送することも可能だ。

 そのほか、実際に出品する前に、そのアイテムの適正価格をユーザーに問うことができる「カリオク」といった機能も備える。

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