Googleは、2007年に買収した電子メールセキュリティおよびアーカイブサービス「Postini」を2013年で終了し、ユーザーを「Google Apps」へ移行させる予定だ。
Googleは米国時間8月21日、今回の移行を発表するとともに、過去1年間を費やしてPostiniの機能をプロフェッショナル向けスイートの「Google Apps for Business」と電子メールアーカイブおよび管理サービスの「Google Apps Vault」に組み込んだことを明らかにした。
Googleは同社ブログへの投稿で、次のように述べている。「Google Appsへの移行によって、ユーザーは同様の電子メールのセキュリティ、保護およびアーカイブサービスを、さらに強力なGoogle Apps経由で受けることができる。Google Appsは、『Microsoft Exchange』や『Lotus Notes』といったメールサーバとも連動しているので、Gmailに切り替える必要はない」
Googleは、この移行は2013年の間に行われる予定だとしており、顧客は移行プロセスに関する情報を、自分の移行開始予定日の少なくとも60日前に受け取ることになっている。Google Appsへの移行を希望しない顧客については、Postiniサービスが契約満了時点で終了する。
このサービスには現在、約2600万人のユーザーがいる。Googleは2007年にPostiniを6億2500万ドルで買収している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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