Appleの株価が米国時間8月20日、新高値まで上昇し、同社の時価総額はMicrosoftを抜いて株式公開企業として史上最高額となった。Appleは今後数週間で、大きな画面の新型「iPhone」とおそらく小型版の「iPad」を求める需要の高まりにこたえ、時価総額はさらに増加するものとみられる。
Appleの成功が続いていることは、全世界に展開する370以上の直営店を見れば明らかだ。AppleはThe LoopのJim Dalrymple氏に対し、2011年10月以降において、同社直営店が全世界で約3億人の来店者に対応したことを述べた。さらに、1日5万人がサービスやアドバイスを求めてGenius Barを訪れているという。
Steve Jobs氏は2001年5月19日、最初のApple Store 2店の発表で、成長こそが実店舗に投資する一番の理由だと述べた。当時、Appleは主にWindows PCと競合していて、市場シェアは5%にも満たなかった。
Apple Storeの2001年の売上高は1900万ドルであった。2011年、Apple Storeの1平方フィート(約0.09平方m)あたりの売上高は他のどの小売店よりも多く、総額180億ドルであった。たとえば、販売不振のBest Buyと比べると、Appleは2011年に1平方フィートあたりの売上高が5倍以上となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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