OnLiveは米国時間8月17日夜、会社の今後をめぐる憶測に終止符を打ち、買収に意欲的な匿名企業への資産売却を認めた。この企業がクラウドベースのゲームサービスの提供を続けるという。
OnLiveは、全従業員を解雇した可能性があり破産申請の準備をしているとの報道が流れた後、ほぼ一日中、連絡が取れない状態だった。
OnLiveは声明で次のように述べている。
われわれは現在、次のことを認めることができる状態にある。OnLiveの資産は、新たに設立された会社に買収されて十分な資金提供に支えられおり、同会社は、『OnLive Game』及び『OnLive Desktop』サービスの運営とともにOnLiveのすべてのアプリケーション、デバイス、ゲーム、生産性アプリケーションおよび他社との提携のサポートを継続する。
新会社は、OnLiveの全部署で働いていた従業員の多くを雇用しようとしており、さらに、追加のOnLive従業員を含めた、相当数の人材を継続的に雇用する計画だ。これまでに発表された製品とサービスはすべて、開発中のものも含めて存続し、サービスの中断は予定していない。今回の買収契約について、完了までコメントできなかったこと、そして、OnLiveの事業に関する報道について限定的な報告しかできなかったことをお詫びする。現在は取引が完了したことから、われわれもこの声明を出せる状態となった。
買収した側の企業については明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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