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「OS X Mountain Lion」レビュー--注目の新機能を解説(前編) - (page 3)

Jason Parker (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル 編集部2012年07月30日 07時30分
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 iOSバージョンのMessagesと同じように、名前を一番上に追加するだけでグループチャットを開始できる。メッセージを送信すると、すべての受信者が読むことができ、その返信も全員に表示される。Mountain Lionバージョンでは、チャットウィンドウの右上にあるボタンを使って、「FaceTime」によるビデオチャットに素早く切り替える機能もある。

 試しに使っているうちに筆者が気付いた、Mountain Lionに残された問題は、メッセージに写真をすぐに追加できるカメラボタンがないことだ(iOSのメッセージでは標準機能になっている)。Mountain LionのMessagesでは、画像をドラッグアンドドロップして追加できるが、その画像が手元にない場合には、画像を見つけ、それをインターフェースにドラッグするという数ステップが必要になる。この点はiOS方式のほうが好ましいため、将来のアップデートで追加されることを期待している。

Safari

 Appleのウェブブラウザは、全体として見れば最速のウェブブラウザとは言えないが、Mountain Lionでの改善点によって、Macでこのブラウザを使い続ける理由が増えたといえる。「Smart Search Field」は、「Google Chrome」のようなほかの人気ウェブブラウザに倣って、アドレスバーがアドレスの入力とウェブの検索という2つの役割を果たすようになっている。検索語を入力すると、Safariはユーザーのブラウジング履歴に基づいて、検索フィールドのすぐ下に「Top Hits」(一致する可能性が最も高い候補)を表示する。

 SafariでのiCloud統合によっても、さらに機能が追加されており、いくつかの新しいインターフェースが使えるようになった。「iCloud Tabs」では、左上の戻る/進むボタンの隣に、新しい雲の形のボタンが追加された。初期設定の時にApple IDでサインインすると、自分のあらゆるAppleデバイス上で開いているタブを見ることができるようになった。これにより、別のデバイスで最後に見たサイトを、まごつくことなしに選ぶことができる。Safariにも共有ボタンが追加されており、ページを「Reading List」に追加する、またはブックマークを作成するという選択肢がある。さらには、サイトを電子メールやMessage、Twitter、Facebook経由で共有する方法も選べる。MessageやTwitter、Facebookでの共有を選ぶと、「Share Sheet」が表示されるため、現在見ているウェブページを離れる必要はない。電子メール経由で送る場合、例えば画像が共有されるならば、電子メールの本文部分に置かれるので、残りに文を書くことになる。

 Safariで新たになされたインターフェースの改善点として重要なのは、トラックパッドを使ってMountain Lionを実行しているときに、Safariを使うのが楽しくなったことだ。たくさんのブラウザタブが開いている場合、新しい「Tab View」では、ピンチの後に2本指でスワイプすることで、開いているタブをブラウジングできる。反対方向にピンチすれば通常のブラウジングに戻る。おおむね表面的なアップグレードだが、ピンチとスワイプでタブをブラウズするのにいったん慣れてしまえば、新しい習慣になるだろう。筆者がApple製品をレビューしてきた経験の中で、これはAppleがインターフェースへのわずかな調整によってエクスペリエンスを大幅に向上させられるという、新たな良い例だ。絶対に必要というわけではないかもしれないが(クリックすればそれぞれのタブをすぐに見られるのだから)、直感的で、時間の節約になる。

主要アプリケーションすべてにおいて、「Sharing Button」をクリックしてアイテムを電子メールやMessagesで送信したり、ソーシャルサイトに投稿したりできる。現状のアプリケーションや共有したいコンテンツによって、その他の選択肢もある。
主要アプリケーションすべてにおいて、「Sharing Button」をクリックしてアイテムを電子メールやMessagesで送信したり、ソーシャルサイトに投稿したりできる。現状のアプリケーションや共有したいコンテンツによって、その他の選択肢もある。
提供:Screenshot by Jason Parker/CNET

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