Appleの「Up-to-Date」プログラムを通して「OS X Mountain Lion」に無償でアップグレードできるはずのユーザーの一部において、同プログラムに申し込んでコードを受け取ったが、同コードを使用して新しいソフトウェアをダウンロードできないという事態が発生している。コードをMac App Storeで入力すると、コードが使用済みであるというエラーが表示されるという。
このエラーは、Appleが今週に入ってUp-to-Dateプログラムの提供を早まって開始したという問題に起因していると思われる。Up-to-Dateプログラムは数時間提供された後、Appleによって停止されたが、その間に同プログラムに申し込んだユーザーに、いくつかの引き換えコードが発行されていた。
どうやら、Appleが同プログラムを一旦停止した際にそのコード生成ルーチンがリセットされたらしく、そのために米国時間7月25日午前に正式に提供開始された後に申し込んだ一部のユーザーに対し、重複する引き換えコードが発行されたようだ。先に発行されたコードがMac App Storeで既に入力されている場合(その可能性は高い)は、後から発行されたコードは使用できない。
この問題のせいでMountain Lionに無償でアップグレードできなかったユーザーは、今のところ待つしかない。Appleはこの問題を認識しているらしく、影響を受けたユーザーには24時間以内に電子メールで新しい引き換えコードが送付される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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