Googleが米国時間7月24日、「Google Cloud Platform Partner Program」を発表した。ビジネスのIT要件を満たすためのツールやトレーニング、リソースをパートナーに提供するプログラムだという。
同プログラムではパートナーが2種に分類される。
まずはService Partnersと呼ばれるパートナーで、あらゆるGoogle Cloud Platform製品に関するコンサルティングや導入サービスを提供する。同パートナーの知識や専門技術を活用することで、ビジネスアプリケーションやモバイルアプリケーション、ソーシャルアプリケーションの開発が可能になる。
そして、Technology Partnersと呼ばれパートナーは、Googleのプラットフォームと統合するためのツールを提供したり、Googleのサービスを自らの製品の基盤として利用したりする。
クラウドが全事業の中核にあるというGoogleは過去10年にわたり、1カ月あたり40億時間相当のビデオ配信、Gmailユーザー4億2500万人のサポート、ウェブインデックス100ペタバイトの保存を可能にするインフラストラクチャの構築に投資してきたと述べる。そして今回、これらの技術をGoogle Cloud Platformを通じて拡大したことで、Googleのアプリケーションを支えているのと同じ技術が外部から利用可能になったと、公式ブログに書かれている。
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