Digg.comの残存部分を買収したBetaworksが、同ソーシャルニュースサイトを新しくして2週間以内に立ち上げることを明らかにした。
米国時間7月20日付けのブログ投稿で、10人編成のチームがDiggサイトの再構築計画について簡単に説明しているほか、BetaworksがDiggを買収したそもそもの理由についてさらに詳しい情報を提供している。
Betaworksは「われわれがDiggを買収したのは、インターネットでたった今、何が語られているのかを検索したり、閲覧したり、理解したりするのに役立つ製品をわれわれ全員が必要としているからだ」と記し、Diggはかつて「インターネットの雑然性を最高の状態で表現していた」と付け加えた。
Betaworksによると、Diggをそうした状態に戻すためには、「一から作り直す」作業が伴うといい、同社は現在そのための作業を進めているという。
「旧来のDiggインフラは高価であり、技術革新や構築を早いペースで行う余裕はほとんどなかった」と同社は述べた。「そこで、われわれは4週間前に、8月1日までに新たなインフラに移行するという積極的な目標を設定し、新たなコードベースでの作業に着手している。それは、モダンで高速、そしてピカピカの新品だ」(同ブログ投稿)
Betaworksは、ChartbeatやBloglovin'(など)と併せて、リンク短縮サービスのBit.lyを保有および運営しているが、Diggの残存部分を7月12日に買収した。Diggで同プロジェクトの構築と保守を手掛けてきた技術チームは5月、The Washington Post Company傘下のSocialCodeに売却されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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