かつてはシリコンバレーの話題の的であったソーシャルニュースサイトDiggは、同社技術チームをThe Washington Post Company傘下のSocialCodeに引き渡した。Diggの最高経営責任者(CEO)であるMatt Williams氏が米国時間5月10日に発表した。SocialCodeは、FacebookやTwitterのようなサイトのマーケティング技術を向上するために設立されたソーシャル広告の企業である。
Williams氏は、ブログの投稿で次のように語っている。「Diggでは、設立以来ソーシャルメディアを学んできた。『Digg Social Reader』から『Digg Ads』に至るまで、ウェブ上のコンテンツや広告の新しいパラダイムを築いてきた。SocialCodeに加わることは、自然な次のステップだと感じている」
The Washington Postは、Diggを完全に買収するわけではない。つまり、Diggのニュースサイトは継続する。しかし、サイトを支える技術チームがない状態で、同サイトがどう機能していくのかは不明だ。Williams氏は自身のブログ投稿で、ユーザーに対して「引き続きDiggを利用するように」とだけ伝えている。The Washington PostがDiggと買収を交渉しているという噂が4月に持ち上がっていたが、それはサイト全体を買収する可能性があることを示唆するものだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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