中国の技術系サイトM.I.C. Gadgetが現地時間7月17日に報じたところによると、Foxconnの成都工場には、Appleの次期iPadの生産作業に携わろうとする人々が職を求めて殺到しているという。
M.I.C. Gadgetは、Apple製品の組み立て作業が行われているFoxconnの成都工場の外には、夏期の仕事を得たいと考えている膨大な数の人々が行列を作っていると伝えている。同サイトによると、Foxconnが求職者に求める唯一の適性条件は、視力の良さだという。また同サイトは、Foxconnが新たに採用した作業員は長らく噂されている「iPad mini」の生産に従事するとも伝えている。
AppleはiPad miniに関して、計画の有無も含めて一切の情報を明らかにしていないものの、M.I.C. GadgetはAppleが2012年末までに同デバイスをローンチするはずだと報じている。また同サイトは、iPad miniの画面が7.85インチであると報じており、販売価格は「現行iPadの499ドルという価格よりもはるかに安くなる」とも述べている。
またM.I.C. Gadgetは、Foxconnの鄭州工場も作業員を募集中であると伝えている。複数の関係筋が同サイトに語ったところによると、彼らはAppleの次世代iPhoneの組み立てに携わる予定であり、次世代iPhoneは現在、「試験生産の段階」にあるという。またこれらの関係筋は、100人以上の夜間シフトの作業者によってつい最近、次世代iPhoneが5台だけ生産されたとも述べている。なお、量産を開始する時期については今のところはっきり分かっていないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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