Appleは米国時間6月26日、アジア地域での拡大戦略の一環として、「iTunes Store」を12の国と地域で新たに利用可能とした。
対象となるのは、ブルネイ、カンボジア、香港、台湾、タイ、ラオス、マカオ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、スリランカ、ベトナムである。
Appleはプレスリリースで、これらの国と地域で「App Store」を利用すれば「全てのメジャーレーベルと多数のインディペンデントレーベル」が提供する2000万曲のほか、映画、テレビ番組、アプリを取得することができるとしている。
地域拡大のニュースはアジアのテクノロジ系ブログe27が先週、最初に報じ、その記事をMacRumorsが取り上げている。
Appleは2003年、新型iPod発売に合わせ、音楽トラック20万曲でiTunes Storeを立ち上げた。その後、動画コンテンツやオーディオブックも取り扱うようになり、「iBookstore」やApp Storeなど、同じアーキテクチャを使ったストアもできた。
なお、この動きはAppleが26日に実施した音楽関連の取り組みとしては2つ目だ。Appleは同日に入って、ポッドキャストの視聴とダウンロードの機能を「iOS」版iTunesからスピンアウトさせた単独アプリをひそかにリリースしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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