全米規模で大成功を収めているモバイル決済の新興企業Squareが、海外進出を検討していることがわかった。
Squareの最高経営責任者(CEO)であるJack Dorsey氏は米国時間7月10日、アイダホ州サンバレーで開催されている投資会社Allen & Company主催のカンファレンス会場に到着後、報道陣に対し、同社が「近く米国外に進出」すると述べた。このニュースを最初に報じたBloombergによると、Dorsey氏は具体的な進出先を明らかにしなかったという。また、進出の時期についても明言しなかった。
国際展開はまだこれからとはいえ、Squareはきわめて急速に成長しており、3月には決済処理の総額が年間40億ドルに達したと発表した。同社は、モバイル端末に接続し、クレジットカードを通すことができるアクセサリを提供している。また、同社のサービスを利用する企業向けに決済用ポータルを提供しているほか、在庫管理や入金受付処理を「iPad」上で行いたい企業向けに、小売店舗のレジに代わるサービスも提供している。
Squareは同社が扱うすべての決済処理において、一律2.75%の手数料を徴収している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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