次期メジャーアップデートの「OS X Mountain Lion」が最終テスト段階に入った。
Appleは米国時間7月9日、今月一般ユーザー向けにリリースするMountain Lionと同じバージョンを開発者向けに公開した。
Mountain Lionは、2011年の「Lion」に続くOS Xの9番目のメジャーアップデートとなる。Appleは2012年2月のプレビュー版公開以降、ベータ版を重ねてバグ修正と新機能追加を行ってきた。
Mountain Lionでは、「Reminders」「Notes」アプリケーションを含む「iOS」の一部機能がMacに導入される。さらに「Twitter」が統合され、「Game Center」「iMessage」といったAppleのサービスも加わる。そのほか、アプリのインストールを管理してマルウェアを防ぐ新セキュリティ機能「Gatekeeper」が導入される。
Appleは6月に行った開発者向け年次会議において、Mountain Lionは19.99ドル(1700円)のアップデートとしてリリースし、新しいMacを購入した人には無料アップデートを提供することを明らかにしている。
Appleは、Mountain Lionの正式なリリース日をまだ公表していない。2011年のLionのときには、同じように大まかなリリース予定を出しておいて、第3四半期の決算発表の電話会見中に翌日リリースすると明らかにして驚かせた。次の決算発表の電話会見は7月24日に予定されており、その際にまた同じことをする可能性もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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