Facebookは消費者の使っているアプリに基づいてニュースフィードにターゲット広告を掲載する新しいモバイル広告機能を計画していると、The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間7月6日に報じた。
WSJが伝えた匿名の情報筋の話によると、Facebookはモバイルでの存在感をさらに高める動きの一環として、このサービスを7月中に開発者や広告主に公開する計画だという。
この広告は、ユーザーが出稿元の企業に関心を示したかどうかにかかわらず掲載されることになるが、これはFacebookにとって奇妙な動きだ。同社はこれまで一貫して、無作為に広告を表示するのではなく、ユーザーや彼らの友人が「Like(いいね!)」をクリックした内容に関連するコンテンツの広告を表示する方針を強調してきた。
Facebookは、WSJの報道についてコメントを拒否した。
この話が本当なら、モバイルでのマネーゲームを加速させるFacebookの攻勢がさらに強まることになるだろう。広告主の不満や広告の効果を疑問視する声が報じられるなか、同社はここ数カ月にわたって広告機能を強化してきた。
Facebookは6月にリアルタイムのターゲット広告をリリースしたほか、現在はユーザーの位置情報に基づくリアルタイムのデータを使用するモバイル広告製品も開発している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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