RealNetworksは米国時間7月3日、同社最高経営責任者(CEO)のThomas Nielsen氏が辞任し、創設者であるRob Glaser氏が暫定CEOに任命されたことを発表した。
RealNetworksは、Nielsen氏の辞任理由について、明らかにしていないままだ。Adobe元幹部の同氏がRealNetworksのCEOに就任したのは、わずか8カ月前だった。RealNetworksのCEOは、難しいポストとして知られるようになっている。Nielsen氏の前任者であったRobert Kimball氏は、1年で辞任した。Glaser氏自身も2010年1月にCEOを辞任している。
同社が発表した声明は、Glaser氏による次の発言を引用している。同氏は、RealNetworksにはまだ「大きな将来性とチャンスがある」と考えているが、恒久的なCEOとしての候補者に自らがなることはないと話している。
誰がCEOに就任したとしても直面する大きな課題は、何年にもおよぶ収益の下落からどのように脱却するかということにある。同社は、激しい競争に加えて価格圧力にも直面している。Kimball氏はその短い在任期間中、成長を促すために経営の合理化に努めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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