RealNetworksの最高経営責任者(CEO)であるRobert Kimball氏は、指揮を執ってから1年と少しで同職を辞任した。
「Realで12年という素晴らしい年月を過ごし、わたしにとって新たな挑戦と機会を見つける時だ」と、Kimball氏は声明で述べている。「わたしは、RealNetworksをより効率的で無駄のない能率的なビジネスへと再編および転換するのを指揮するため、この役割を引き受けた。そして、われわれはRealNetworksの転換段階を完了した。この1年を通じて事業を単純化し、年間の7000万ドル以上の営業経費を削減した。そして、全く新しい製品の『UniFi』を開発した」(Kimball氏)
RealNetworksのエグゼクティブバイスプレジデントであるMike Lunsford氏が暫定CEOになる一方で、取締役会はKimball氏の後任を検討する。Lunsford氏は、インターネットサービスプロバイダーEarthLinkに、暫定CEOの期間も含め、1999年から2007年まで勤務していた。
Kimball氏は、RealNetworks創業者のRob Glaser氏が16年務めたCEO職を辞したことを受けて、2010年1月に社長兼暫定CEOに就任した。それ以前に同社の法律顧問を務めていたKimball氏は、2010年7月に同社の正式なCEOとして指名された。
現在もRealNetworksの会長を務めるGlaser氏は、Kimball氏を称賛した。
「われわれは、困難な転換におけるBobの強力なリーダーシップに感謝する」とGlaser氏は述べ、「CEOとして、彼は短い時間で多くのことを達成した。彼が頑丈な基礎を構築してくれたおかげで、同社はその上で今後数年、成長することができる」と語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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