シャープは7月3日、中国向けに液晶テレビ「AQUOS」6機種を発表した。46~80V型までの5サイズをそろえ、60V型以上のラインアップは11モデルに拡大する。
発表されたのは80V型の「LCD-80LX42A」を含む5サイズ計6機種。中国では一部マーケット向けに80V型モデルを販売していたが、今回のモデル投入で本格的に全国展開する。6月25日から出荷されており、価格は7~8万元(約88~100万円)。
シャープ取締役専務執行役員中国本部長の菅野信行氏は「4月1日付けで、中国市場向けの液晶テレビを担当するAVシステム事業本部を南京に設置した。企画マーケティング部門や技術開発部門も新設し、スピーディーに中国市場に対応できる。これにより、中国統括会社の2012年度の連結売り上げ目標は前年同期比55%増の7500億円を見込む。60V型以上の販売構成比は平均6.5%だが、単月ベースでは2011年12月が11.1%、2012年5月には16.9%まで拡大している」と現状を話した。
シャープでは、日本国内でも80V型の「AQUOS」を4月に発表。米国では6月に90V型の「AQUOS LC-90LE745U」を発表している。
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