埼玉県北本市とシャープは、液晶テレビ「AQUOS」を用いた高齢者安否確認サービス「見守りテレビ」の実証実験を開始する。テレビの電源のオン、オフ操作やチャンネル操作情報が、インターネットを介して北本市や自治体が管理するPCに送信され、高齢者の暮らしを見守るという。
実証実験は7月1日~9月30日までの約3カ月間実施される予定で、北本団地に居住する高齢者世帯20世帯に液晶テレビAQUOSを貸与する。
テレビの電源オン、オフ操作とチャンネル操作の情報が送信されるほか、テレビの電源を入れると自治体の掲示板にある地域情報を自動的に表示する、テレビ画面上で「体調アンケート」を行う、などのサービスから安否確認の効果を検証し、実用化に向けて検討していくとのこと。
シャープでは、市販されているAQUOSにも、テレビの使用状況を携帯電話やPCの電子メールに自動で知らせる「見守りサービス」機能を一部のモデルに搭載している。
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