Googleによると、同社のモバイルOS「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)は現在、Android搭載端末全体の10%以上にインストールされているという。
検索大手からモバイル大手ともなったGoogleが米国時間7月2日までの14日間に収集したデータは、Android 4.0が今やAndroid端末全体の10.9%に搭載されていることを示している。このデータは、2週間の期間中にAndroid向けアプリケーションストア「Google Play」にアクセスしたAndroid端末から収集された。
Google I/O 2012で「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)が発表されてから1週間弱で公開されたこの最新統計は、Ice Cream Sandwichの大幅な伸びを示している。6月1日までの2週間のデータを集めた前回の統計では、同OSのシェアは7%台だった。
4ポイントの増加は、過去1カ月の間に端末の売り上げが急増したことに起因するかもしれない。これは主に、サムスンの「Galaxy S III」とHTCの「One X」の発売が貢献している可能性がある。
全体として見ると、Ice Cream SandwichがAndroidユーザーベース全体の10%に達するには、2011年の同OS発表から8カ月以上かかったことになる。
Ice Cream Sandwichが伸びているのとは対照的に、「Android 2.3」(開発コード名「Gingerbread」)は逆の道をたどっている。このOSは同じ2週間の期間中に65%から64%となり、初めて減少に転じた。
それでもなお、2010年12月に初めてリリースされたGingerbreadは、現在のところ依然として最もシェアが高いバージョンのAndroidとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス