Steve Jobs氏のセールストークは、今となっては伝説的なものとなっているが、「iPhone」発表時のものは、中でも特に上手さが際だっている。AppleのiPhone発売5周年を目前に控え、最高に人を魅了するSteve Jobs氏のビデオを探し出した。
背後の大型スクリーンに機能を映し出して、参加者の興味をひき、拍手と歓声の嵐を巻き起こしながら、舞台を大またで歩く、過去の貴重なJobs氏の姿だ。
「『iPod』、電話、そしてインターネットコミュニケータ・・・わかるだろうか?これらは3つの別々のデバイスではない。1つのデバイスだ。そしてわれわれはこれをiPhoneと呼んでいる。今日、Appleは電話を再発明する」(Jobs氏)
これは、Appleの歴史において極めて重要な場面だった。それまでAppleは、ポータブルミュージックプレーヤー事業への参入に成功したコンピュータのメーカーとして主に知られていた。携帯電話事業のプレーヤーになるというJobs氏の野心を懐疑的に見る人が多かった。
AppleはそれからiPhoneを売り続け、その台数は2億1800万台以上にもなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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