Googleの「iOS」向け「Gmail」アプリは、お粗末なスタートを切った後で、ようやく改善されようとしている。
米国時間6月25日に公開された最新アップデートでは、長く待たれていたプッシュ通知のサポートが追加されている。つまり、「iPhone」や「iPad」のユーザーは、Gmailの受信箱に新着メッセージが届くたびに通知を受け取れるようになる。
通知センターをサポートしている他のアプリと同様に、新着メッセージは、アラートやバナーによる通知が可能で、画面がロック中でも表示される。
Googleのブログによると、最新バージョンでは、他の2つの機能も強化されているという。
Gmailのユーザー設定により、送信時にGmail以外のアドレスを使用できるになった。同アプリではまた、ログイン状態が維持され、手動でログアウトしない限りセッションが切断されなくなった。
iOS向けGmailアプリは、2011年11月にApp Storeに登場したが、輝かしいデビューとはいかなかった。ユーザーの反応は明らかに否定的だった。さらにGoogleは、技術的バグのせいで同アプリをすぐに取り下げなければならなかった。ユーザーはバグが修正された後でさえ、通知機能の欠如や他の制限を理由にこのアプリを非難した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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