カリフォルニア州モントレー発--世界中の海をパトロールする米海軍は、その艦船と人員、そして言うまでもなくその任務の安全を確保するために、可能な限り質の高い気象予報を必要としている。
サンフランシスコから南へ2時間行ったところにあるこの沿岸都市で、海軍はFleet Numerical Meteorology and Oceanography Centerを運営している。同施設には、非常に多くのスーパーコンピュータと高度な技術を持つチームが配置されており、その双方の力によって、軍隊やそのほかの政府機関に最高水準の気象予報を提供する。
米CNETのDaniel Terdiman記者は米国時間6月19日、同施設を訪問した。Fleet Numericalとして知られる同施設が担当するさまざまな任務の1つに、グローバルSubmarine Weatherサポートシステム(SUBWEAX)がある。SUBWEAXは2008年以降、潜水艦に最新の海上気象予報を提供している。
潜水艦が大きな関心を持つことの1つに、海上の波の高さがある。Fleet Numericalのウェブサイトで一般に公開されているこの図は、世界中の波高の予報を示している。世界中の意思決定者はこのデータを活用して、自分たちの任務の能率を可能な限り高めることができる。
提供:Fleet Numerical Meteorology & Oceanography Center