ウェブテクノロジは6月21日、画像減色ソフト「OPTPiX imesta 7 for Mobile & Social」の最新版を公開した。同社ウェブサイトからのダウンロードでのみ提供している。価格は月額2万9800円。すべての機能が1カ月間利用できるトライアル版も用意する。
OPTPiX imestaシリーズは、ゲーム開発者の間で支持されてきたWindows向けの画像減色ソフト。OPTPiX imesta 7 for Mobile & Socialはその名の通りモバイル向けサイトやソーシャルゲーム向け画像の利用に特化した機能を備えた製品。サイトの表示速度が離脱率に影響するソーシャルゲームの画像などに対して、最大限のファイル軽量化が行えるという。
モバイルサイトやソーシャルゲームで使われる、PNGやGIF、JPGといった画像形式に対応。アルファチャンネルを含んだ画像を、オリジナルの画像と遜色なく256色以下に減色することで、ファイルサイズを約54%圧縮できる。
PNGファイルについては、含まれるメタデータを取り除くことでPNGのファイルサイズをさらに縮小する「PNGオプティマイザー」を搭載。アニメーションGIFなども、アニメーションで動かない部分については画像処理を行わないようにすることで、ファイルの軽量化ができるという。
そのほか、スマートフォンの3Dゲームアプリケーション向けのテクスチャ方式である「PVRTC」「ETC1」の圧縮機能などを搭載する。
最新版では、JPEGファイルの不要ヘッダ削除機能を搭載。EXIF情報やGPS情報などを可能な限り削除することで、PNGファイル同様、JPEGファイルをさらに縮小できるようになった。
また、32bit、24bit形式のダイレクトカラーの画像データを、高画質な16bit形式(ARGB4444・ARGB1555・RGB565)の画像データへ変換できるようになった。これにより、スマートフォン向けのゲームエンジン「Unity」向けに高画質のテクスチャを作成できるという。
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