ウェブテクノロジは7月12日、ウェブデザイナー向け画像最適化ソフト「OPTPiX Pro(オプトピクス プロ)」の発売を開始した。ウェブテクノロジ直販価格は、3万9690円。
OPTPiX Proは、画像の劣化を防ぎながら減色により画像のファイルサイズを減らし、ウェブサイト閲覧時の表示速度を向上させてサーバと回線の負担を軽減できるのが特長だ。
ウェブサイトの高速化に有効な「CSS スプライト」に特化した減色が可能で、エリア毎に最適な色数を指定して減色できるほか、画像の中のなるべく残したい色味を任意に指定して減色する「重要領域指定」にも対応する。さらにアルファチャンネル付きのインデックスカラー画像へ減色し、8bit PNG形式での保存ができるほか、携帯電話向けの制作でファイルサイズを優先したい場合などに色数や画質を自動調整できる「ファイルサイズ試算」機能なども持つ。
また、Photoshopと連携可能な、「Photoshop プラグイン」が付属しており、Photoshopを使いながらOPTPiX Proの減色機能を利用できるとのことだ。
姉妹製品のOPTPiX webDesigner(現:OPTPiX Snap)は、2009年4月の「Yahoo! ニュース」リニューアル時に画像の減色処理の部分で採用され、3〜5秒だった表示速度をリニューアル後は1秒以下へと高速化したという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス