LGとPhilipsが、テレビ向けアプリのユニバーサルプラットフォーム開発で提携した。両社によると、このシステムは日本のメーカー各社のサポートを得ているという。
新たに設立された Smart TV Allianceが目指すのは、顧客が複数のテレビでアプリを容易に共有できるようにする単一のプラットフォームを開発し、より多くの開発者に働きかけることだ。
Smart TV Allianceのプレジデントを務めるLG ElectronicsのBong-seok Kwon氏は、「これまで、スマートテレビ業界は、テレビメーカーとアプリケーション開発者の双方にとって非常に難しい市場だった。なぜなら、さまざまなブランドのテレビが、さまざまなプラットフォームとテクノロジを使っていたからだ」と述べた。
このシステムは、複数のブランドが参加するものとしては他にある唯一のエコシステムである「Google TV」インターフェースのライバルになるだろう。同インターフェースは現在、苦戦を強いられている。
Smart TV Allianceは、あらゆるメーカーが利用できるツール群を自らのウェブサイト上で公開する予定で、それによって、複数のブランドにまたがる新しいアプリの開発プロセスが簡素化することを期待している。
ツール群は2012年末に公開される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス