米国時間6月18日に「Surface」という名前のノートPCを発表したMicrosoftは、以前Surfaceと呼ばれていた別の製品に新しい名前を付けた。
Microsoftが2007年に発表し、主に小売店やホテルのロビー、博物館に設置されたこのマルチタッチのテーブルトップコンピュータは、「PixelSense」に改称された。椅子に座ってプレイする1980年代のアーケードマシンに似た初代Surfaceは、価格が1万2500ドルに設定されていたこともあり、消費者向けのガジェットとは言えなかった。
しかし、この新名称は同製品のルーツへのちょっとした回帰である。同デバイスのパネルは、パネル内のピクセル間に200万個のセンサーが埋め込まれていることが特徴で、それらのセンサーは可視光線と赤外線を感知することができる。Microsoftは、そのデータ(毎秒約1ギガビット)の認識を可能にするテクノロジをPixelSenseと呼んだ。
同社は、2011年のConsumer Electronics Showで同デバイスのバージョン2.0を披露している。この新バージョンでは、薄型化とタッチ認識の精度向上が図られており、旧バージョンでは不可能だった場所にも設置できるようになっている。
7600ドルの価格が付けられた新バージョンは、1080pのフルHDを提供する厚さ4インチ(約10.2cm)の40インチワイドスクリーン(アスペクト比16:9、解像度1920×1080)を搭載していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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